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★トロン・レガシー [DVD]

昨年暮れに公開された、SFファンタジー映画を
今ごろ、DVDで、しかもデスクトップ画面で見たワケなので
映像の感動がイマイチだったかな~
やはりこれは映画館で観たかったな・・
スピード感とか、爆音的な音楽とか、かっこよくて、男性向けかも。
CGがきれいです。
特に若き日のジェフがCGだというのは
ほんとに驚き!(◎_◎;)もしかするともう、俳優は必要ない?^^


☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆

映像を除くと、ストーリー的にはあまり面白くなかったです。
続編らしいですが、前作を観てからのほうが良かったのかな。
スピード感があるのに、会話にはいると停滞気味。
追われているのになんか余裕を感じるのが、どうも違和感がありました。

自分でもこんな状態に置かれれば、世界を救うことより、
身近な愛する人が気になるかも知れませんが、
それにしても目の前に!!・・
しかし、そういうときはしっかりと敵も待っていてくれているようです^^
ありえない~~ あんなに先に出たのにすぐ追いつくほどのスピードを持つ敵が
目の前で会話が始まると待っていてくれてる。
しかも、これが長い。この映画は疾走する映像美を見せるものだと思うので
思い切って古典的な会話は省いた方が・・なんてね^^;

~☆・:.,;*
全然関係ないですが
キャスター(ズース)はトワイライトのアロ役にも出てますが、
こっちのほうがヴァンパイアっぽい。
あんな妙な白塗りオバケにしないでこの映画のように
青を基調とした映像の中に置けば、
もっと美しいヴァンパイアが見られたかもなのに。。


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★きみがくれた未来 [DVD]

ザック・エフロン主演
ヨットの才能で、スタンフォード大にスポーツ奨学金を得て入学が決まったチャーリー。
前途に希望があふれていた矢先、運転する車が追突される事故で、最愛の弟サムを亡くす。
彼も心停止で瀕死の状態だったが、救命士の必死の処置で奇跡的に一命をとりとめる。

彼は自分のせいで弟を死なせてしまったと激しく自分を責め、
葬式の場から逃げだし、
いつも、弟と一緒にキャッチボールをしていた森の中に入っていく。
そこに、死んだ弟が立っていた。呆然とする兄に、弟は
「遅いじゃないか。待っていたのに。」と責める。

その日以来、彼は弟と「毎日、日没を合図に、森でキャッチボールをしよう」
と約束する。弟が消えてしまわないよう、一日も休まず。。
そして5年間・・
大学に行くのをやめた彼は、弟の眠る墓場の守り人として過ごしていた。
約束を守る為に。
そんな彼が、ライバルだったヨット仲間の女性テスと墓場で出会う。
彼女は、頭や足に傷を負っていたが、海に出て嵐に遭い、怪我をしたといっていた。
彼女との楽しいひととき。弟との約束に遅れるほどテスに思いを募らせる彼に
テスが3日前から遭難したまま行方不明との知らせが・・

「私を見つけて」
テスの残したメモ。墓場で会ったのも3日前・・・

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆

生存の見込み無しと救助が打ち切られた中、チャーリーは、
残されたメモと彼女の話していた内容から、
生存を信じ、捜索に向かう。そしてそのことは
日没までに帰れず、弟との約束を破ること。。
弟を永遠に失うことを覚悟することでもあった。

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆

きみの命が助かったのは「奇跡」だよ。奇跡には起きた理由があるんだ。。

過去に囚われている彼を何とか前に向かわせたいと説得する救命士。
その彼から貰ったタダイ(キリストの使徒のひとり)のメダイを握りしめ、
弟を忘れるんじゃない。一生忘れないよ。でも、乗り越えなければ・・
ぼくは生きている、生かされている。テスもきっと生きている。
・・
原題は彼の名前「Charlie ST. CLOUD」なんですが、
邦題の「きみがくれた・・」のきみは誰なんでしょう。

死んだ人が見えるチャーリー。しかも会話もふれあうことも出来る。
あり得ない・・と思わないで観ると、ベタかも知れないけど、涙です。


~☆・:.,;*

本も読みました^^
 
きみがくれた未来 (角川文庫)

きみがくれた未来 (角川文庫)

  • 作者: ベン・シャーウッド
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2010/11/25
  • メディア: 文庫


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★終着駅 トルストイ最後の旅 [DVD]

ロシアの文豪トルストイが、家出の末、小さな駅で亡くなるに至るまでの
晩年の様子を描いています。

50年も連れ添い、彼を支えてきた妻ソフィアに「ヘレン・ミラー」
晩年のトルストイに「クリストファー・プラマー」

世界三大悪妻と不名誉に語られているソフィアですが
ほんとに彼女は悪妻だったのか。。
自由奔放に気ままに享楽の生活をしていたトルストイが
晩年になって突然、理想を追い求め、自然主義なる宗教的な思想を起こし、
彼を神と操る信奉者チェルトコフらにそそのかされ、爵位を捨て、財産も著作権も全て、
ロシア国民に譲るという遺書に、家族に無断で署名する。
これでは、長年連れ添い、彼の全てを知っていたつもりの妻が驚くのもムリはないでしょう。
彼の死後、自分たちの生活に対する不安もあり、彼を責めて、何とか撤回させようとする妻と
それを止めたい取り巻きたち・・
パニックになったトルストイは病をおして家出を決行。命を縮めてしまう。
彼が思い描いていた理想の世界と現実のギャップ。埋める努力をするどころか
逃げてしまってる。
文豪の立派な思想に反対し、家出までさせた・・
だから悪妻?
いや、悪いのは、死後は家族がどうなろうと知らんよ的に
自分勝手なトルストイでしょう。

彼を操る?信奉者チェルトコフに「ポール・ジアマッティ」
彼の助手で語り手のワレンチンに「ジェームス・マカヴォイ」

俳優陣も良いのでなかなか見応えのある映画です。


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悪人 [DVD]

東日本大震災から2ヶ月たちました。
2~3年前まで仙台に住んでいましたので、知り合いも多く、
連絡がなかなか取れなくて心配しました。(幸い、皆無事でした)
一日も早く平穏な日が訪れるよう祈っています。

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆
今年に入って風邪ばかり引いたり。。
何もする気がしなくなり、自分が嫌になるほどです^^;
体調管理も考えないとね・・・

★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜

「悪人」
暗いときに暗い映画はどうか・・と思いましたが。
・・暗いですね。
非常にシリアスで、重いです。
良い映画だったと思いますが、2回見たいとは思いません。
深津絵里さんがモントリオール映画祭で最優秀主演女優賞を受賞されて
話題になっていたので、とても観たかった映画でした。

長崎県のはずれの小さな漁村に住む清水祐一は幼い頃母親に捨てられ、
祖父母に育てられて成長した。
今は寝たきりになっている祖父の世話をしながら、土木作業で働いていたが
出会い系サイトで、たまたま知り合った保険外交員の佳乃に、
バカにされ、思わず殺してしまう。
一方、紳士服店で働く光代も、寂しさから始めた出会い系サイトで
祐一に出会い、ふたりの逃避行が始まる。


なぜ、殺してしまったか。何故、ふたりで逃げたのか。
彼だけが悪人なのか。

方言がこの作品をより人間的に身近に感じさせていると思いますね。
標準語だったら、こんなに気持ちが伝わらなかったかも知れない。
加害者、被害者、そして各々の家族や友だち。
感情移入が偏らず、加害者、被害者の親、加害者の家族・・に同情してしまう。
誰もが手をさしのべて欲しいと心が叫んでいる。
テーマは「孤独」なんじゃないかな。
祐一が殺した女の子は、どうしょうもないくらい身勝手で、殺されても当然な振る舞いですが
親にしてみればやっぱりカワイイ子供だし、
どんな場合でも殺してしまっちゃおしまいですよね。。

妻夫木さんの金髪は、見事に全く似合いませんね^^ 
祐一も地味で寡黙な性格なのに、派手な金髪。
その違和感が、くずれそうな祐一の雰囲気を出しているのかも。
逆に光代は見た目も性格も地味で真面目。
その彼女がどうして彼と一緒に逃げようと思ったのかな。

この二人以上に存在感があった気がする、祖母役の樹木希林さんや、
殺された佳乃の父役の柄本明さん。
とことん、いいひとも出てくるんです。祐一が働く作業所経営の遠縁の叔父とか
バスの運転手とか。
傲慢な増尾やその取り巻きの中で、唯一正常な判断が出来る友人とか。
そのために、心が荒んでしまわないで、人間らしい希望がほのかに残りました。

でも、まあ、しんどい映画やったとね。


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★容疑者Xの献身 [DVD]

最近はまってる東野圭吾の小説ですが、その中でも
かなりお気に入り。

直木賞を取った作品。ものすごく面白いです。
映画化もされてました。
小説を読んで感動した(衝撃を受けた)ので、映画もDVDを借りて観ました。


とても人気のある映画だったんですね。
主演の福山雅治がイマイチ私の好みじゃなかったので
観ようと思わなかったのですが、この映画で見直しました。カッコイイですね^^
頭の切れる湯川先生にピッタリの雰囲気です。
ダルマの石神を堤真一のようにハンサム系の俳優さんが演じることにも
かなり違和感を感じたのですが、不遇な天才数学者の絶望感がにじみ出ていて
なかなか良かったです。
福山vs堤のほうが福山vsダルマよりも映画的にも良いでしょうね^^
それにしても、原作で柔道部顧問だったのが、雪山登山が趣味とは
美しくて映画的!

石神は、こういう人は実際にはいないかも知れないけど、ものすごく素敵です。
一歩間違うとストーカーのようですが、彼の場合は純粋な愛、それというのも
彼女がいなければ、自分という存在すらすでに失われていた。。
そう考えると、だから彼の愛が決して何かを求めるものでなかった。。
という理由がわかりますが。

本を読んでいて、
トリックが最後の方までわからなかったです。日付にもピンと来なかったので^^;
でも、こういうボケな人だからこそミステリーは楽しいんだと思ってます^^
早々にタネを見つける人はつまらないんじゃないかな~。
まず本を読んでから映画を観たので、
登場人物の心理状態がわかりやすかったのですが、
映画を観ただけで、石神の愛がわかるかな~

~☆・:.,;*
そういえば、結婚するなら数学者より物理学者の方が良いと聞きました。
物理学者は実験がメインなので家に帰るとリラックスする。しかし、
数学者は脳の中でする作業なので、ご飯食べてる間も思考中だったりするから、
奥さんの話も上の空^^
石神は拘置所でも、数学の問題を考えてましたね。
何となく幸せそうで・・印象的でした。


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※インセプション [DVD]

ほんとはよくわからなかったのですが
観たということを書いておきたくなる映画でした。
理解したとかは、もうどうでも良く、見応えがありすごく面白かったです。


主人公コブ(デイカプリオ)は他人の夢に入り込み、
考えを盗む、潜在意識を操るスパイ。
その彼に強大な権力を持つ、ある企業のトップが仕事を持ちかけてきた。
その仕事は考えを盗むのではなく、別の考えを植え付けるというもの。
見返りはコブが抱える犯罪歴の抹消。無実なのに疑いをかけられ、
故国に帰れず、子供にも会えないで孤独と絶望に打ち拉がれていた
コブは、
この困難で危険な仕事を引き受ける。

~☆・:.,;*

コマが回り続けるところですが、
最後、止まりそうになっている・・・だから現実だったと思って
見終えました。でも後で考えると、子供が成長してないような。。
機内でも妙に不自然だったし。
ああ、やっぱり逃げてしまったのか。。。
だいたい、渡辺謙演じるサイトーのような都合良く何でも可能な人物が
いるわけない。。あの時点からして夢のようだった。。
そもそも、心に爆弾を抱える、コブのような人物を
こんな危険で、命がけの場所、少しの迷いで仲間の命も関わる仕事に
仲間として参加させるだろうか。
最初から全て、彼の夢の中だったのでは?

もう、全て、観客の想像に任せます・・な終わり方でしたから
各々が別の考えを持ってもかまわないでしょうね^^
~☆・:.,;*

仲間が命がけで戦っているときに、妻とゆっくり話をしているコブに
苛っとくること数回^^


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★パブリック・エネミーズ [DVD]

1930年代、大不況時代のアメリカで、次々と銀行を襲いつつも
人々から英雄のように扱われた伝説のギャング、デリンジャーの生涯。

社会の敵、しかし、彼は大手の銀行の金しか盗まないし、ささやかに暮らす一般市民の懐を
痛めない。大胆な手口、しかも、ジョニー・デップなのでカッコイイと言ったらない^^
名誉にかけて追いつめるFBIの捜査官にクリスチャン・ベール。
もう、どっちに感情移入しようか迷ってしまう~~^^;

派手で、アメリカンな映画ですね。
ギャングを美化しすぎている気がします。

知的で緻密な計画、常にシリアスなデリンジャーが、出会ったばかりの女性に
なぜ、あれほど惹かれ、破滅したのか。
危険な恋と知りつつも、強引で一途な彼に惹かれていく女性の心理は
わからなくもないですが^^

唐突に始まる恋愛、彼が民衆に支持された(本当?)ワケ、そして、
ふたりが初めて出会うバーで歌われている「ブラックバード」、
ラストのメッセージに繋がっているのですが。。
この意味もよくわからない。

まあ、ジョニー・デップをさらにさらにかっこよく見せる為の映画だった。
といえば、なるほどって感じかな^^



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パリ・ジュテーム [DVD]

パリを舞台にした18編のショートストーリー 1編5分くらいかな。
エピソードごとに、街の名前が書いてあって、ガイドブックを見ている感じ。
パリには行ったことがありませんが、これがパリなんだろうな~という
普通の空気が流れる、まさにこれがパリ。という見せ方が良いですね。
パリの街角で日常の生活を垣間見るって感じ。
それぞれのストーリーが5分間の中に圧縮されて、次々代わり、
冗長な部分もなく飽きません^^
短い中にいろんな思いが凝縮されていて、思わず胸詰まる切ない話もあれば、
クスッと笑うのもあり、そして、サラーっと忘れてしまうストーリーも^^;
ふとしたことで真実の愛を見つけたり、偶然の出会いや体験に驚いたり、
旅先で
静かに自分の人生考えたり、
最後のストーリーを見終えて、少し余裕を持って一人旅がしてみたい気分になります。
あ、でも、
あまり気に入らなかったのだけど、なぜか一番印象に残ってるのは、
コーエン兄弟+ブシェミの地下鉄ホームでのお話。笑えますが怖いなあ。

一人旅は気をつけないとね。


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のだめカンタービレ最終章 [DVD]


最終章、前後借りて一気に見ました。
映画館で見ていれば、後編が出るまでイライラしたかも知れません。
もうね、今まで以上にのだめに振り回される千秋。
こういう完璧すぎる人は、ダメ人間を見ると放っておけない気がするのかしら。
その千秋がいよいよ、。。というところで前半は終わってます。
・・クライ。。後半は、のだめの成長です。

全編、パリやウイーンでの映像が美しく、
コンサート会場にいながら旅をする雰囲気^^ (?)
魔法の世界のようで楽しいです。
映画は原作と同じく笑いのつぼがいっぱい。とにかく笑えますw
主演のふたりも漫画から抜け出てきたようで違和感ゼロ!
はまってますね。
でも、原作と同じく、のだめの行動に今ひとつ共感を持てませんでした。
例えば、
あんなに千秋に何もかもお世話になってるのに感謝の気持ちが全く感じられないし、
千秋と離れるときも、さびしいデス、のだめのこと嫌いになったのデスカ、
もう、千秋のごはんが食べられないのデスネ云々。自分の都合のことばかり。。
がんばってクダサイとなぜ応援する気持ちになれないのかな。
千秋がコンサートで弾き振りしたときに、「ブラボー」と歓声があがる中
のだめは座ったまま落ち込んで、「ずるい・・・」とひと言。
そのあと、ふてくされて、千秋に会おうともしない。
千秋は何でもできる。のだめがずっと頑張って練習してきた曲をいとも簡単に
しかも弾き振りで演奏してしまう。悔しい気持ちなのでしょうが、
大好きな彼の成功をなぜ素直に喜んで上げられないのか。
・・凡人だからわからないのかも^^;

うわぁ~こんな性格の子、嫌だなあ~としか思えませんでした。
周りはみんないい人ばかりです。のだめはほんとに恵まれてます。

まあ、でも、
千秋とのだめは、対照的だからこそあうのかも知れませんね。
後半は今までと逆に、追う千秋( ̄△ ̄;)エッ・・?
ラストはとても素敵にまとまってました。

のだめの原作は友達に借りて、以前20巻まで読みました。
ほぼ1週間で読み終えたので、当時、頭の中がのだめ一色。
その頃書いたものです↓^^;(アップせず下書きでやめてました。)

nodame.png

とか何とか言いながら、のだめ文字(似てると言われるふい字)をダウンロード。
でも、機種依存する文字なので、仕方なく、ファイル保存して載せました^^;
この文字、面白いので、レターやメモによく利用しましたw
かなり、登場人物に影響されてしまう、単純人間です。
・・・いえ、もう、今は、ぜんぜんだいじょうぶです^^v克服しました。


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★ラフマニノフ ある愛の調べ [DVD]

天才作曲家兼ピアノ演奏者であるセルゲイ・ラフマニノフの波乱に満ちた半生を描いたもの
全編にあの有名なピアノ協奏曲第2番が流れています。

革命で混乱するロシアから亡命し、アメリカで演奏家として成功した彼だが
望郷と作曲に専念したい思いから、次第に苛立ち、自分を見失っていく。
なぜ、思うように作曲できなかったのか、
名曲が生まれるのに関わった3人の女性の愛を通して、彼の内面を描いていますが
時代がめまぐるしく交差するので、いったいいつなのか、わかりにくいです。

ラフマニノフ ある愛の調べ [DVD]

ラフマニノフ ある愛の調べ [DVD]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD


暗いです。
天才と生活するってかなりの忍耐心がないと難しいなと思いましたね。
従姉妹でもあり、幼い頃から彼を支え、彼の才能を信じ、彼を温かく支え続けた
妻のナターシャがいなければ、作曲家としての彼はいなかったかも知れませんね。

いつも彼のコンサートに贈られていたライラックの花束
故郷に咲いていた、この白い、香りの良い花に、癒される彼。
ある日、さまよう街角の花屋の前で、軒先のライラックにふと気を留める彼が、
花の贈り主に気づいた瞬間、彼は自分を取り戻し、彼を待つ暖かい場所に戻ります。
このラストは唐突でありふれているかも知れないけど、
とても素敵でした。

 


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